今までは、お風呂場で薄めて使う手作りのクエン酸リンスを使っていました。
作り方やレシピは⇒こちらの記事にまとめています。
水道水とクエン酸の超シンプルなレシピです。
今回作ったのは、薄めずにそのまま髪に塗って使える、とろみ付きのクエン酸リンスです。
無水エタノールを使って、精油も入れてみました。
作り方やレシピ、精油の溶かし方、使い心地などをまとめます。
精油を無水エタノールで水に溶け込ませる
クエン酸リンスの作り方は簡単で、材料を全て混ぜれば出来上がりなんですが、今回は精油を溶かすのでちょっと手順が増えてます。
精油はそのままじゃ水に溶け込まないので、無水エタノールを使って溶かしていきます。
まずはビーカーに精油を6滴入れました。
今回使うのはラバンジン・グロッソです。ラベンダーの交雑種の精油です。
ラベンダーと言えば万能だし、ちょうど手持ちにあったので使ってみました。
精油の入ったビーカーへ無水エタノールを入れます。
今回は2ml入れました。
100mlの水に溶かすので、かなりギリギリの量になるかな。
5mlあればしっかり混ざるのですが、あんまりアルコールが多いのも苦手なので少な目にしてみました。
こんな感じで、あらかじめ精油と無水エタノールを混ぜておくことで、水に精油を溶け込ませることができます。
とろみ精油リンスのレシピと作り方
「水+クエン酸+グリセリン」でクエン酸リンスのベースを作ります。
さきにキサンタンガムを入れてとろみをつけておいてから精油+無水エタノールを入れてもいいですし、全部かき混ぜてからキサンタンガムを入れてとろみをつけてもいいです。
・水道水・・・100ml
・クエン酸(食用)・・・7g
・グリセリン・・・1ml
・精油・・・6滴
・無水エタノール・・・2ml
・キサンタンガム・・・1spoon1杯(約0,5gほど)
※キサンタンガムは好みの粘度になるまで入れてOKですし、減らしてもOKです
※無水エタノールはこのレシピだと5mlまで入れられます
私は今回、「水+クエン酸+グリセリン」をボトルに入れて振り混ぜて、そこに「精油+無水エタノール」を入れました。最後にキサンタンガムを入れます。
この量で水と精油が混ざるかどうか見たかったので、こんな順番で作りました。
結果は、微妙に混ざりきらなかったです↓
水面に細かく精油が浮いています。
先ほどのレシピを使う場合で、キサンタンガムを使わない時は、無水エタノールの量を倍にしてみてください。溶け込むと思います。
今回はこのまま、とろみ付けのキサンタンガムを入れていきます。
↑よく振ると、きれいに混ざりました!
キサンタンガムのおかげで、乳化が安定したのだと思います。
使ってみた感想
とろみがついているおかげで、そのまま髪の毛に塗り伸ばしやすいです。
手櫛をするような感じで、地肌近くから髪に塗って1分ほど待ち、洗い流しました。
乾かす前の髪の状態は…グリセリンも入っていますが、ペタペタしなかったです。でもオイルを塗った時よりは指に引っかかる感じです。
乾かしてみると、髪がツルツルします。
ここ最近は乾燥でパサパサになって広がっていたのですが、広がりも収まりました。
水にクエン酸を溶かしただけのリンスより、保湿力があります。
精油を溶かすのが面倒なら、「水+クエン酸+グリセリン+キサンタンガム」だけでもよさそうです。
リンスに精油を入れるかどうか
手作りリンスに精油を入れるかどうかについて、私は「絶対入れたほうがいい!」派です。
もともとは面倒で入れていなかったのですが、入れたほうが髪の調子がいいです。
今までに使った精油は「オレンジスイート」「ラバンジン・グロッソ」「真正ラベンダー」「ユーカリ」「ペパーミント」ですが、どれも入れたほうがなんだかいい仕上がりだなと思いました。
髪にコシが出るというか、カサカサだったのがマシになるといいますか。
ペパーミントやユーカリは梅雨~真夏に良かったです。スッとしていい気持ちでした。
オレンジスイートは大好きな香りなんですが、リモネンが育毛にいいと聞いたのでリンスにも使っています。
ラベンダーの精油なら真正ラベンダーが好きなんですが、真正は高いのでラバンジン・グロッソを使っています。
真正とは違ってリラックス効果はないらしいんですが、香りはいいですし髪にもいいような気がします。
…ということで、個人的にはリンスに精油を入れることをオススメします。
なお、妊娠中の方は精油はあまり使わない方がいいそうなので、ご注意ください。