キサンタンガム、グアガムの溶かし方(手作り化粧品を作る時の話)

キサンタンガム

手作りで化粧品を作る場合、増粘剤として「キサンタンガム」や「グアガム(グァーガム)」を使うことがあります。

これらは粘り気を出すための素材で、以下のような場合に使います。

・化粧水にとろみを付けたい
・化粧水の保湿力をアップさせたい
・ジェル状の美容液を作りたい
・クリームや乳液を作るとき、乳化を安定させたい

水溶性なので、水分に溶かして使えばいいだけなのですが、溶けにくいんですよね。

ダマになりやすく、ダマになったら溶けにくいので、今まで試した中でうまいこと早く溶かせた方法についてまとめたいと思います。

時短

キサンタンガムを早く溶かす!電動クリーマー編

キサンタンガム化粧水のダマ

↑化粧水ボトルに、精製水とグリセリンなどの保湿成分を入れ、そこにキサンタンガムを入れて振り混ぜた時の写真です。

ダマが見事にできています。

ちょっとずつ入れていっても基本的にキサンタンガムやグアガムはダマになりますので、仕方ありません。

一番早くダマをなくす方法はずばり、電動クリーマーや電動泡だて器などで思いっきりかき混ぜる方法です。

100均でも売られているような、ミニサイズのものを買ってくださいね。

(ミルククリーマー、ミルク泡だて器、カプチーノミキサー、電動ミニクリーマーなどの名前で売られています。電池は別売りなので注意)

キサンタンガムとミニクリーマー

消毒したビーカーでかき混ぜました。

根気良くかき混ぜ続けると、ダマもなくなり均一にとろみが出ます。

30度くらいに加熱する

キサンタンガム化粧水の湯煎

何度もキサンタンガムを使っていて、毎回ダマになるんですが、湯煎して温度を上げると溶けやすくなります。

だいたい30度を超えるくらいに温まればいいと思います。

冬場なんかは特に溶けにくいので、湯煎するとか、短時間レンジでチンしてからかき混ぜるなどしてみてください。

レンジでチンする場合は、電子レンジで使える容器かどうか確認してくださいね。

湯煎する場合も、必ず耐熱ビーカーなどの耐熱容器を使ってください。

一番簡単。一晩~半日ほど放置する

溶け残ったキサンタンガム

↑なかなか溶けきらず、こんな写真みたいになることも多いキサンタンガムやグアガム。

ですが、長時間放置しておくと自然と溶けています。

…ということで、最後の溶かし方は、「放置」です。

一番簡単なのは、化粧水ボトルに精製水や保湿成分などを入れて、キサンタンガムなどの増粘剤も入れて、振り混ぜて、ダマまみれのまま冷蔵庫に入れるという作り方です。

翌日にはきれいに溶けているので、思いっきり振り混ぜれば「とろみ化粧水」や「ジェル」の完成です。

時間をかければ、冷蔵庫内に置いておいてもちゃんと溶けます。

最初のダマが小さいほうが溶けやすいので、キサンタンガムなどの増粘剤を入れるときは、水面に薄く広がるようにして粉を入れるようにしましょう。

ちょっとはダマも少なくなりますので。。

~溶かし方まとめ~

・湯煎するなどして温度を上げる
・電動のミニクリーマーなどでしっかりかき混ぜる
・長時間放置する
・粉を入れるときは、水面に薄く広がるようにして入れる

キサンタンガムとグアガムの違い

キサンタンガム化粧水

キサンタンガムというのは、トウモロコシなどの澱粉を発酵させて得られます。

グアガムというのは、グアー豆の子葉(しよう)から得られる天然の多糖類です。

子葉というのは、種子の中の胚(はい)の中にある一番最初の葉っぱのことです。

どちらも水分に溶かして使うもので、化粧品や食品にも使われています。


手作り化粧品に使う場合、キサンタンガムとGSEの相性が悪いので、GSEを使う場合はキサンタンガムではなく、グアガムを使うようにしてください。

(GSEというのはグレープフルーツシードエクストラクトのことで、グレープフルーツの種から得られる天然の防腐剤のことです)

手作り化粧品が腐らないようにと使う方も多い成分なんですが、キサンタンガムと一緒に使うと固まってしまって水に溶けなくなってしまいます。

増粘剤と一緒にGSEを使う場合は、「グアガム」「タマリンドガム」「アロエベラジェル」などを使ってください