メントールクリスタル(ハッカ)の使い方!スプレー、お風呂、虫除けにも

メンソールクリスタル20g

夏真っ盛りで、暑いですねー!

最近は、清涼感を得られるアイテムとして『ハッカ油』というワードをよく聞きます。

ハッカ油というのは「ハッカ草」から作られた精油のことで、お風呂に数滴入れるとスースーして涼しいんだとか。

で、私が買ったものはというと、『メントールクリスタル』です。

ハッカ油を冷やしてメントールという成分を取り出し、時間をかけて溶かしてから冷却することで、不純物が取り除かれた結晶を得ることができます。

この結晶がメントールクリスタルなのです。

つまりはハッカ油をもっと精製した固まりということですね。

今回の記事では、メントールクリスタルの色んな使い方、スプレーにする方法、入浴剤としての使い方について紹介していきたいと思います。

メントールクリスタルの使い方いろいろ

メントールクリスタルの結晶

メントールクリスタルには色んな使い道があります。

・体や服にスプレーして涼しく
・虫除けにも使える
・手作りの化粧水にも使える
・シャンプーにも入れられる
・手作り石鹸にも使える
・紅茶に入れたりして涼やかなティータイムに
・靴箱などのニオイ対策に

スプレーにする場合は溶かして使います。溶かし方については後ほど書きますね。

そのままでお茶パックやオーガンジーの袋などに入れれば、虫除けとしても使えますし、タンスや靴箱に入れればデオドラントとしてニオイ対策にも使えます。

ゴキブリよけとして、冷蔵庫の近くや食器棚に置いている方もいるそうです。

見た目が水晶のようなきれいな結晶なので、小さなガラス製の小皿に乗せて置いておくと、オシャレに見えますよ。

私は虫対策に、網戸のサッシにそのままメントールクリスタルをばらまいています。

お子様やペットがいるご家庭では、うっかり食べてしまわないよう袋に入れるなど対策をして下さいね。食用でもそのまま食べると刺激が強いです。

私が買ったのはカフェ・ド・サボンというお店なんですが、ここのメントールクリスタルは食用に使えるものなので、紅茶に少量溶かして飲んだりすることもできます。

スースーするので、喉がイガイガする時や、鼻の通りが悪い時に飲むといいですよ。

虫除け&冷感スプレーの作り方。溶かし方と必要な材料

手作り冷感スプレーの材料

『虫よけスプレー』としても『冷感スプレー』としても使える、メントールクリスタルスプレーを作りました。

必要な材料は以下の通りです。

・アルコール対応のスプレー容器(100均にもあります)
・無水エタノール
・メントールクリスタル
・水道水もしくは精製水

メントールクリスタルは固形ですので、スプレーで使うには溶かさないといけません。42度で溶けるのですが、水には溶け込みません。

そこで、無水エタノールを使って水に溶かします。

メントールクリスタルをボトルへ入れる

アルコール対応のスプレー容器に、無水エタノール7mlとメントールクリスタル1gを入れます。

容器を振って混ぜると、徐々に溶けていきます。完全に溶かして下さい。

手作り冷感スプレー

完全に溶けたところに、精製水もしくは水道水を40ml入れます。フタをしてよく振って下さい。

振り混ぜれば完成です。

顔などにスプレーしたい場合は、精製水を使った方が肌に優しいです。

でもあまり顔に直接かけるのはお勧めしません。できれば首や手、足など。肌が敏感な方やお子様は、服の上から吹きかけるといいですよ。

ひんやりしますし、虫除けにもなりますので、私は庭に出る前に服の上から&手足にスプレーしています。

スプレーする前に、容器をよく振ってから使うと、メントール成分が偏らないのでオススメです。

寝る前に、布団と枕にスプレーすると寝入りばなにひんやり感があっていいですよ。

使う時は、目に入らないように気を付けて使いましょう。顔にはスプレーしないようにするか、目を瞑って使うかして下さいね。

配合については、下記を参考にしてみてくださいね。

~今回私が作ったスプレー~
・メントールクリスタル 1g
・無水エタノール 7ml
・精製水もしくは水道水 40ml
~カフェドサボンのレシピ~
・メントールクリスタル 1g
・無水エタノール 10ml
・精製水もしくは水道水 60ml

化粧水に入れる場合も、無水エタノールを使って溶かしこみます。

レシピですが、精製水100mlに対して無水エタノールは5mlまでにして下さい。メントールクリスタルは0,3gくらいにしてみてください。少ないようなら徐々に増やしても構いません。

エタノールは入れすぎると肌が乾燥しますので、入れすぎに注意して5%までの配合に留めてください。

お風呂に入れて入浴剤に!溶かし方は?

メントールクリスタルの結晶

お風呂に入れて入浴剤として使う場合ですが、そのまま溶かすこともできますし、バスソルトに混ぜることもできます。

バスソルトに混ぜる場合は、粉状にして混ぜ込んでください。ソルトに混ぜてから、お湯に溶かします。パウダーソルトを使った方が混ざりがいいです。

私はメントールクリスタル1カケラを、お風呂にお湯を入れる時に一緒に入れて、よ~くかき混ぜて使っています。

よくかき混ぜるとお湯と混ざりますので、そのまま入浴可能です。

しっかりかき混ぜないと水分と分離して、溶けたメントールクリスタルが水面に浮きますので、水面に溶けたメントールクリスタルの塊がなくなるまでしっかりとかき混ぜます。

使う量ですが、我が家では入浴1回で1gを使っています。

お湯の量によって入れる量は変わりますし、メントールクリスタルが多すぎた場合はお風呂上がりにめちゃくちゃ冷えますので、最初は少なめにして、徐々に量を増やしていってみて下さい。

入浴中はあんまりスースーしないんですが、お風呂を上がると途端にスースーし始めますよ。

その他の使い方の詳しいレシピなどは、カフェドサボンさんのサイトに書かれてますので、参考にしてみて下さいね。

私はアレルギーで鼻が詰まった時に吸入しています。鼻が通るし痒みもマシになる気がします。

メントールクリスタルの使い方(カフェドサボン)

使う時に注意するべきこと

無水エタノールとメントールクリスタル

メントールの成分がそのまま体に付くと、かなりスースーします。

私の場合は、お風呂に入った時にちゃんと溶け込んでなかったようで(かき混ぜ足りなかったようです)、スースー涼しいのを通り越して痛かったです。まるでドライアイスを肌にくっつけているかのようでした。

こんな時は、水で洗い流して下さい。それでもまだ痛い場合は、石鹸やハンドソープなどを使って洗って下さい。

また、必ず目に入らないように注意して使って下さい。これはハッカ油やその他の精油でも同じです。

化粧水に入れる時や飲み物に入れる時もそうですが、入れすぎるとスースーし過ぎますので、最初は少量から使い始めるようにしましょう。

最後に、冷感スプレーとして使う場合の注意点です。

メントールクリスタルやハッカ油を使うと涼しく感じますが、これは肌の表面だけのことなので、体内の熱を取る訳ではありません。

例えばクーラーを消してメントールクリスタルやハッカ油で涼しくしても、体内の温度は上がったままです。

スプレーのお陰で『涼しいな』と感じていても、体内はとても熱い場合もありますので、熱中症対策としては使わないようにしてください。

あくまで「涼しく感じるだけ」のものですので、体内の熱を放出できるようなものではありません。

最近は夏の暑さが異常ですから、冷房を使うなどして必ず熱中症対策を行ってくださいね。

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