市販の無添加の石鹸シャンプー(泡タイプ)3種の全成分と使った感想

頭皮に良いということで、石鹸で髪を洗うようになってもう2年ほど経ちます。

最初は固形石鹸で洗髪していたのですが、なかなか泡立てが面倒で、ここ1年半ほどは泡シャンプーを使っています。

とはいえ、市販の泡シャンプーには「無添加」と書いているのに、石油由来の合成成分や防腐剤など、添加物がたくさん入ったものが多いです。

そこでこの記事では、私が使ってきた『本当に無添加の石鹸泡シャンプー』3種を紹介したいと思います。

それぞれの全成分とその特徴、原料のことや実際に使った感想、どんなタイプの方にお勧めかなど、色々まとめていきますね。

シャボン玉・無添加せっけんシャンプーの全成分

シャボン玉無添加せっけんシャンプーパッケージ

まずはこちら。

「シャボン玉」というメーカーの『無添加せっけんシャンプー(泡タイプ)』です。

無添加せっけんシャンプー泡タイプの全成分

全成分は以下の通りです。

水、カリ石ケン素地

シャボン玉の泡シャンプーは、化学製品を使わないで、釜炊き製法でケン化させた無添加の石鹸と水だけでできています。

カリ石鹸素地の「カリ」というのは苛性カリ(かせいかり)のことです。

一般的な固形石鹸は「油と苛性ソーダ」から作られますが、液体せっけんは「油と苛性カリ」から作られます。

そのため、成分表示には「石鹸素地」と書かずに「カリ石鹸素地」と表記されます。

特徴と使い心地。保湿感が強い!

シャボン玉の泡シャンプーの泡

このポンプ、泡がけっこう多めに出ます。

ロングヘアの私で3プッシュでちょうどいいくらいです。ショートの方なら1,5プッシュで十分かと思います。

もっちりしていて弾力のある泡で、長い髪も洗いやすかったです。泡がしっかりしているので、髪も絡まず洗えました。

無香料なので香りはありません。香りのついたものが苦手な方にもいいですね。

洗いあがりはかなりしっとり目です。

原料となる油脂については、髪に良いといわれているツバキオイルも使用しているとのことです。

『皮ふアレルギーテスト、皮ふ刺激テスト済み』と書かれていました。
(※すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないということではありません)

特に頭皮が乾燥しがち・髪が乾燥でパサつきがちの方にお勧めしたいです。

パックスナチュロンの泡シャンプーの全成分

パックスナチュロン泡シャンプーパッケージ

こちらは、「パックスナチュロン」の泡シャンプーです。

全成分は以下の通り。

水、カリ石ケン素地、グリセリン、トコフェロール、香料、クエン酸

パックスナチュロン泡シャンプーの全成分

これを見ると「いろいろ入ってるのかな?」と思ってしまうかもしれませんが、ちゃんと無添加です。

香料も、『ローズマリー、ラベンダー、ユーカリ、オレンジなどの精油』を入れているとのことです。

公式サイトには、石油由来の合成界面活性剤や防腐剤、合成香料、合成着色料は一切使っていないと記載がありました。

トコフェロールというのはビタミンEのことです。

クエン酸は私も使っていますが、レモンやウメなどの酸っぱい成分のことですので、植物由来です。酸味料として、食品にも使われています。

グリセリンは、保湿成分のことです。植物から作られた、植物性グリセリンを使っているとのことです。

特徴と使い心地。有効成分が入っている

パックスナチュロン泡シャンプーの泡

パックスの泡はさらっとしてる感じです。

ポンプはそんなに大量に泡が出ないので、ロングヘアの私は5~6プッシュ使っていました。

精油が入ってますので、かすかにいい香りがします。でも精油なので、合成香料とは違って気持ち悪い香りではないですし、すぐに消えてしまいます。

香りが苦手な方でもそんなに気にはならないかな、と思います。

特徴はやはり、精油が入っているということですね。

特に、髪や頭皮に良いといわれているローズマリーの精油が入っているのはいいなと思います。ラベンダーも荒れた肌にいいですし、ユーカリも抗菌にいいですね。

ということで、特に頭皮のフケやかゆみが気になる方・頭皮が荒れがちな方にお勧めしたいです。

私的には香りもすごく好きです。

ミヨシ泡のせっけんシャンプーの全成分

ミヨシ泡のせっけんシャンプーパッケージ

こちらは「ミヨシ」の泡のせっけんシャンプーです。

コロンとしたパッケージがかわいいです。

ミヨシ泡のせっけんシャンプーの全成分

全成分は以下の通り。

水、カリ石ケン素地

こちらも、シャボン玉の泡シャンプーと同じく、水と石鹸だけでできています。

石ケンの主原料は、パーム核油だということです。パーム核油というのは、油ヤシというヤシの種から得られるオイルのことです。

特徴と使い心地。ひまし油配合

ミヨシの泡シャンプーの泡

手で触ってみるとそんなに弾力は感じないんですけど、髪につけてみると、泡がしっかりしていて洗いやすいです。

ロングヘアでも髪が絡まず洗いやすかったです。

私の場合は1回5プッシュほどで使っています。

石ケンと水だけなので、香りはありません。

洗いあがりは、シャボン玉よりはサッパリ目に感じましたが、普通の石鹸からしたらしっとり感があるというか、髪のパサつきなどは出なかったです。

特徴は、ひまし油が配合されているところです。

ひまし油というのはトウゴマの種子油なんですが、油に粘り気があって、保湿力のあるオイルなんです。

私はスキンケア用のオイルに混ぜて使ったり、そのまま指やかかとの乾燥したところに塗ったりして使っています。

公式サイトには、ひまし油配合でハリやツヤを与えてしっとりまとまる髪へ、と書かれていました。確かにまとまりが出たように思います。

リンスを使った後のサラサラ感は一番強いなと感じます。

ということで、特に髪にハリやツヤが欲しい方にお勧めしたいです。

せっけんシャンプーにはクエン酸リンスがおすすめ

石鹸シャンプーを使うと、石鹸がアルカリ性ですので、髪がキシキシします。

これを酸性のリンスで中和することで、サラサラの髪になるわけなのですが、一番いいのは『各シャンプー用に出ているリンス』を使うことです。

シャボン玉の泡石鹸シャンプーを使う場合は、シャボン玉の「無添加せっけんシャンプー専用リンス」を使うといいですし、パックスの場合もパックスの石鹸シャンプー用リンスがいいですよ。

うまいこと、そのシャンプーに合わせて作られてますので。

クエン酸リンスの材料

私は専用リンスを使うこともあれば、自分でクエン酸と水道水を混ぜて作っているクエン酸リンスを使うこともあります。

基本的には酸性であればOKなので、お酢を水で薄めてリンスにしても問題ありません。

ただ穀物酢はにおいがきついので、できればフルーツビネガーなどを使うことをお勧めします。(リンゴ酢など)

ちなみに、違うメーカーのシャンプーとリンスを使っても、もちろん問題ありません。

基本的には「石鹸シャンプー用のリンス=酸性」なので、「石鹸シャンプー用のリンス」さえ選んでいれば間違いありません。

固形のせっけんで髪を洗った場合も、同じく石鹸シャンプー用のリンスを使えばOKです。

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