アロエベラのパウダーを使って、化粧水やセラムなどを作ってみました。
手作り化粧品用のアロエといえば、液状の「アロエベラジュース」というものもあるんですが、今回は粉末状の「アロエベラ200倍濃縮原末・オーガニック」を買いました。
買ったのはいつものようにマンデイムーンというお店です。
今回使ってみた理由は、肌荒れや透明感アップにおすすめと書かれていたからです。
使い方や配合量、化粧水の作り方などについてまとめます。
アロエベラ200倍濃縮原末とは?使い方や配合量
「アロエベラ200倍濃縮原末」は、アロエベラの葉肉のエキスを200倍に濃縮したパウダーのことです。
見た目は白っぽいような、オフホワイトのような色をしています。
水溶性なので、水に溶かして使います。
精製水に溶かせば、簡単に手作り化粧水が作れます。
化粧水だけでなく、美容液(セラム)や乳液、クリームなどにも使うことができます。
配合量は、0.3~0.5%です。
『精製水50mlに本品を0.15~0.25g加える』とのことです。
0.5%の割合で化粧水を作りましたが、とろみは全くありませんでした。たぶん、多く入れても粘度は出ないと思います。
アロエといえば粘り気かあるのかな?と思いましたが、そうでもないんですね。
超シンプルなアロエベラ化粧水を作ってみた
精製水100mlに対して、アロエベラ200倍濃縮原末を0.5g溶かして化粧水を作りました。
配合量MAXで入れてます。
冷水にもよく溶けます。すぐにきれいに溶けました。
透明の化粧水が出来上がりました。
とろみも一切なくて水にしか見えません。
使った感じはサッパリしてますが、でも乾燥はしなかったので、保湿力はそこそこありそうです。
私は超乾燥肌なので、保湿力がなかったらすぐ肌がつっぱるんですが、アロエ化粧水はつっぱらないですし潤ってるなと感じます。
アロエ化粧水レシピのアレンジいろいろ
・精製水・・・100ml
・アロエベラ200倍濃縮原末・・・0.5g
さっぱりしてるのに潤いました。
・精製水・・・100ml
・アロエベラ200倍濃縮原末・・・0.5g
・ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMg)・・・0.5g
・キサンタンガム・・・0.2~0.5g
※キサンタンガムは好みで増やしたり減らしたりしてください
・精製水・・・100ml
・アロエベラ200倍濃縮原末・・・0.5g
・ヒアルロン酸原末・・・0.2g
・ローヤルゼリー・・・0.5g
※ヒアルロン酸は好みで増やしたり減らしたりしてください
・精製水・・・100ml
・アロエベラ200倍濃縮原末・・・0.4g
・ユキノシタエキス・・・4ml
ユキノシタエキスにも保湿効果があるので、アロエベラパウダーの量をほんの少し減らしていますが、0.5g入れても問題なさそうです。
さっぱりした使用感ですが潤いました。
※ユキノシタ以外のハーブのエキスでも作れます
こんな感じで、アレンジもしやすいです。
冷たい水でも溶けやすいのがすごくいいですね。
アロエベラジュースとの違い
飲み物のジュースとしてもアロエベラジュースが売られていますが、この記事で取り上げているのはもちろん、手作りコスメに使うものです。
アロエのパウダーだけでなくて、液状の「アロエベラジュース」も売られているんですが、全成分が違うようです。
全成分 アロエベラ液汁末
全成分 アロエベラ葉エキス、クエン酸、安息香酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム
粉末の方はアロエのみで出来てますけど、ジュースの方は安息香酸ナトリウムなどの防腐剤が入っています。
水分を含んでいると腐りやすいので、防腐剤を入れざるを得ないのかなと思います。
売っているお店やメーカーによって全成分が違う場合がありますので、もうちょっと成分の違うアロエベラジュースがあったら使ってみたいですね。
安息香酸ナトリウムなどを使っているのはちょっと気になるので…。
粉末だとアロエベラだけでできていますし、水分を含まないので長持ちしますから、アロエを手作りコスメに使いたい場合は粉末状のものがおススメです。
使い続けてみた感想と保存期間、場所
ここ1か月ほど、アロエの化粧水を使い続けています。
透明感アップについては、ビタミンC誘導体も使ってますのでよく分からないのですが、肌の荒れにはいいように思います。
花粉症の時期はいつも肌が荒れるんですが、例年よりは肌荒れがマシなような気がします。
さっぱりした使い心地なので、夏などの暑い時期にもよさそうです。
保存期間ですが、防腐剤などを一切使ってませんので、2週間で使い切ってください。
保存場所は冷蔵庫です。