羊の脂ラノリンで乾燥対策クリームを作った!そのまま使った感想も

吸着精製ラノリン

冬になってお肌の乾燥もひどくなってくる季節ですので、『ラノリン』を購入してみました。

ラノリンとは何なのかというと、羊の皮脂腺から分泌される成分です。

ラノリン (Lanolin) は、ウールに覆われた動物の皮脂腺から分泌される蝋である。(中略)自然界におけるラノリンの役割は、ウールと表皮を気候や環境から守ることである。また、外皮系の衛生にも寄与していると考えられている。
出典:wikipedia

ラノリンと言えば、「抱水性」が高いことで有名です。

基本的には化粧水などでスキンケアをした後、蓋をする役割で肌に塗ります。

その他には、乳化作用があります。

ラノリンを使って乳化させるという話は、手作りスキンケア界隈でもあんまり聞かないんですけど、乳化作用があるそうですよ。

機会があったら、今度試してみようと思います。

今回の記事では、ラノリンとアレルギーの話と、そのままクリームとして使った感想、あとはちょっとした簡単なアレンジクリームの作り方などをご紹介します。

ラノリンのアレルギー性と、吸着精製について

ラノリンはアレルギー性が高いものではなく、赤ちゃんのスキンケアなどにも使われたりもします。

とはいえ、肌が弱い方だったり、ウールアレルギーをお持ちの方には、アレルギー反応が出る場合もあるようです。

私が今回購入したものは「吸着精製ラノリン」といって、ラノリンからラノリンアルコールなどの成分を取り除き、アレルギーが起きにくいように精製したものになります。

ラノリンを使いたいのであれば、できればこういう精製したものを使った方がいいかと思います。

ラノリンは人間の肌になじみがよく、抱水性も高いですから、特に乾燥肌の方にお勧めです。

ただ、先ほども言いましたが人によってはアレルギーをお持ちの方もいますので、使用前にパッチテストを行うようにしましょう。

私は乾燥性敏感肌ですが、ウールアレルギーは持っておらず、吸着精製ラノリンをそのまま使っても問題ありませんでした。

敏感肌だから必ずしも使えないというわけではありません。

少量から試したい場合は、マンデイムーンさんで各種バターを少量から試せるトライアルセットがありますので、それで試してみるのはどうでしょうか。

吸着精製ラノリンなら7gから試せますし、あわせて5つまで好みのバターや油脂を選ぶことができるので、私もちょくちょく頼んでます。

ラノリンをそのまま使った感想

ラノリン

冷蔵庫に入れて冷やすと、カチカチに固まります。

でも冷蔵庫から出すと柔らかくなり、写真のように伸びます。粘り気があって柔らかいです。

体温くらいに温まると、溶けて透明のとろみの強い液状になります。でも、肌への伸びはあんまりよくないです。

薄く伸ばしにくいんですよね。べたべたしてて、塗り伸ばそうと思ってもなかなかスーッと伸びていきません。

ワセリンをもっと水分多めにしたような感じの感触です。

手に乗せたラノリン

伸びは悪いんですが、保湿感はめっちゃいいです!!まさに「フタ」する感じです。

塗った後はベタつきますが、しばらくすると肌になじむのかサラサラになります。

植物性のバター(シアバターなど)に比べるとかなり保湿力が高いなと感じました。やっぱりワセリンに近い気がします。

なお、「吸着精製」ラノリンですので、においはしません。全くの無臭です。

簡単!オイルと混ぜてクリームを作る

ラノリン手作りクリームの材料

そのままだと塗り伸ばしにくかったので、簡単アレンジのクリームを作りました。

私が今回用意した材料は以下の通りです。

・吸着精製ラノリン・・・6g
・ホホバオイル・・・3ml
・レッドラズベリーシードオイル・・・3ml
・好みの精油(なくてもOK)・・・1滴

レッドラズベリーシードオイルはSPF効果があるといわれているので、日中の日焼け防止用に入れています。

ホホバオイルだけで作ってもいいですし、好みのオイル(マカダミアナッツオイル、オリーブオイルなど)を使ってももちろんOKです。

精油は入れなくてもかまいません。

ラノリンに植物オイルを混ぜる

量についてですが、レシピ通りでなくても大丈夫です。

好みの固さになるまで、オイルを足しつつかき混ぜていけばOKです。

今回のレシピだと柔らかいトロトロの仕上がりになりますが、ラノリンに粘り気があるので、垂れたり流れたりはしません。

精油は真正ラベンダーを入れました。

ラノリンの手作りクリーム

↑出来上がりはこんな感じになりました!

かなり緩そうに見えますけど、冷蔵庫で保管するので、これくらいで大丈夫でした。

オイル多めの方が顔に塗り伸ばしやすいですし、冷やせば固まるので、お風呂に入る前に冷蔵庫から出すとちょうど使いやすい硬さでよかったです。

少量でかなりしっとりします。

そのまま使うより、使いやすくておススメです。

リップクリームやヘアケア、ヒビ割れにも使える

ラノリンは、リップクリームとしても使えます。

そのまま容器に入れて、すくって使いましょう。この場合は、オイルを混ぜないでそのまま使う方が、固さがあって使いやすいです。

塗ってみると透明のグロスを塗ったような感じになりますが、しばらくすると浸透してテカらなくなります。

リップクリームの他にも、かかとのヒビ割れや、指のささくれにもいいですよ。この場合もラノリン100%のまま使ったほうが、保湿力が高くていいです。

もともと羊の毛にある成分ですので、人間の髪の毛にもいいそうです。私は顔にラノリンを塗った後の手で、そのまま髪を撫でつけてうすく塗ってました。

かなりしっとり落ち着くので、ヘアクリームとしても優秀です。

ただ、塗る量が多いとすぐベタベタになるので、うす~く塗るよう気を付けてください。

エスターCを追加でシミケアも

↑先ほどのクリームにエスターC(油溶性ビタミンC誘導体の原末)を入れてみました。パルミチン酸アスコルビルとも呼ばれる成分です。

量は、私は適当に入れてます。

今回のレシピでいうと6gほどの油分に対して、エスターCが0,5gほど入れてます。

目安としては油分50mlに対して0.25~2.5gとのことですが、私はいつもかなり多めに入れて使っています。

↑混ぜ終えるとエスターCでちょっと白濁した色になります。

こんな感じで、油溶性の有効成分を混ぜ込むこともできます。

「唇やかかとケア、指のささくれケアなど、狭い範囲をがっつり保湿したいときはそのままで使う」「顔全体に薄く塗りたい場合は植物性オイルと混ぜて使う」など、使い分けてみてくださいね。