『化粧水は冷凍できるの?』という質問をいただきましたが、『できます!』。
私は、手作り化粧水だけでなく精製水も、冷凍保存して使っています。
この記事では、どれくらいのあいだ冷凍保存して使うことができるのか、なぜ冷凍するのか、使う容器の注意点などについてまとめていきたいと思います。
化粧水を冷凍する理由と、冷凍しなくていい化粧水
私が化粧水を冷凍する理由は、『手作り化粧水で、防腐剤を使っていないが、長期保存したいから』です。
自分で作った化粧水には防腐剤などは入れてませんので、基本的には冷蔵庫に保管し、2週間以内で使い切らないといけません。
でも2週間ごとに作るのは面倒なので、何本も手作り化粧水を作っておいて、使う分以外は冷凍庫に入れて凍らせて保存しています。
以下のような場合は、わざわざ冷凍する必要はありません。
・防腐剤を入れた手作り化粧水
市販の化粧水には防腐剤や酸化防止剤が入っていますので、常温で何か月も保存がききます。
ですので、わざわざ冷凍する必要はありません。常温で保管しましょう。
暑い場所や日の当たる場所よりは、冷暗所に置いておいた方がいいです。
手作りの化粧水の場合は、防腐剤を入れることもできますので、その場合は常温保存が可能です。
それでも市販品よりは保存期間が短いので、できるだけ短期間で使い切れるようにするといいですね。
防腐剤の量によりますが、常温で1か月くらいなら持たせることができます。
1,2-ヘキサンジオールなどが、手作り化粧品に入れる防腐剤の中でもメジャーですね。
私も使ったことがありますが、液状で使い勝手が良かったです。「腐らせるよりは、少量の防腐剤を入れる」という考えもよいと思います。
どれくらい使える?使用可能期間について
↑こちらは冷凍した精製水です。
私の場合ですが、防腐剤を使っていない化粧水や精製水を2か月半ほど冷凍保存していたことがあります。
解凍して使いましたが、問題なく使えましたので、少なくとも2か月半はもつと思われます。
今までのところ、冷凍している間に腐ったとか、解凍したら使えなかったということはありません。
精製水はだいたい100円ほどで500ml入っているのですが、1度では使い切れませんので、残りはそのまま冷凍しています。
化粧水は、化粧水ボトルに入れてから冷凍してます。
中身を入れすぎると、冷凍して膨張した中身があふれ出たり容器が破損するので、化粧水は入れすぎないように注意してください。
容器は柔らかいものを選ぶ
ガラスボトルに化粧水を入れて凍らせると、割れる場合があります。
化粧水などを冷凍する場合は、必ず柔らかい容器に入れてください。
私は100均で売っている化粧水ボトルの柔らかいタイプをよく使っています。
押すと凹む柔らか素材なので、冷凍して中身が膨張して膨らんでも、容器が割れないので使い勝手がいいです。
精製水も、私はドラッグストアでいくつかの種類を買ったことがありますが、どれも柔らかいボトル入りでした。多分固いボトルに入ってる精製水はあんまりないのかな?と思います。
柔らかい入れ物なので、使う分だけ使ったら、そのままちょっと凹ませて少し空気を抜いてから蓋をして、冷凍しています。
精製水を一部溶かして使ってから、残りをまた冷凍したりもしますが、今までのところ腐ったことはありません。
その他、冷凍したことがあるもの
手作り化粧水、精製水の他に冷凍保管していたものは、以下の通りです。
・植物性オイル
手作りのクリームは冷凍したことはないですね。大量に作らないので…。
植物性のバターとオイルは、特に夏場はよく冷凍しています。
例えば「シアバター」とか「カカオバター」とか「レッドラズベリーシードオイル」とかですね。
でもバターなんかは冷蔵庫で何か月も持つので、最近は冷凍してないです。冷蔵庫で数か月保管してます。
オイルですが、例えばホホバオイルなんかは何か月も冷蔵庫で保管できますので、冷凍はしません。
酸化しやすいオイルは、私は冷凍保管してますね。
夏に日焼け対策としてレッドラズベリーシードオイルを買うので、それを冷凍してます。
精製水や、防腐剤を使っていない手作り化粧水の冷凍保存期間ですが、先ほども書きましたが、私の場合は2か月半は問題なく保存できました。
ただ、どんな環境でも必ず2か月半はもちます!とは断言できませんので、一応、使う前には腐ってないかなーとニオイをかぐなどして確かめてみてくださいね。
不安な方は、使用前にパッチテストをするなどしてください。
精製水の場合は、腐っていればにおいで分かるかなと思います。使用前に必ずご確認ください。