いつも化粧品の材料を買っているマンデイムーンで、DMAE原末を買いました。
なんでもMSMとDMAEを合わせて使うとハリが出ていいということで、とりあえず試してみることにしたのです。
この記事では、DMAEという成分は何なのか、どんなものか、危険性はあるのか、手作りしたMSM&DMAE化粧水を使った時の肌の変化などについてまとめたいと思います。
DMAE(ジメチルアミノエタノール)ってなに?
DMAEというのは『ジメチルアミノエタノール』の略です。
ジメチルアミノエタノールと聞くと、化学合成された体に悪そうな成分という気がしますよね。
でも実はそうではありません。
自然界にある成分で、脂肪酸の一種なんです。主に、鮭やアンチョビ(イワシ)などの魚類に多く含まれています。
DMAEの特徴として、めちゃくちゃ小さい分子であるという点が挙げられます。
一般的なヒアルロン酸と比べると、DMAEの大きさは1000分の1以下なんです。
肌に浸透するには500ダルトン以下の大きさでないといけないと言われていますから、分子量およそ90ダルトンほどのDMAEは肌に浸透しやすいと考えることができます。
(ダルトンと言うのは分子量を表す単位です)
アセチルコリンによって筋肉が縮む
このジメチルアミノエタノールという成分が体内に入ると、アセチルコリンに変換されます。
加齢などによって筋肉は、縮む力がだんだんと衰えていきます。そのせいで「たるみ」や「しわ」「ほうれい線」などが目立ち始めます。
アセチルコリンは神経伝達物質で、衰えた筋肉が縮むように命令を出すことができます。
アセチルコリンが減ることで、筋肉を縮ませる命令も出なくなっていき、衰えていく。ですから、アセチルコリンを増やすことで、筋肉に縮むよう命令を出せるようになるという訳です。
危険性について
まず、服用して使用する場合の話です。
DMAEは、アメリカではADHDなどの治療薬としても使われています。
薬として認可されているくらいですので、容量を守って飲む場合は危険性もないのだろうと考えられます。
次に肌に塗って使う場合の危険性についてです。
化粧品に配合量を守って使う分には問題ないかと思います。というのも、美容クリニックなどの現場では「イデバエ注射」として、たるみ対策の注射に使われているからです。
注射で肌に入れても問題ないということなので、普通に化粧品に配合する範囲では問題ないと私は判断しています。
ただ、配合量を多くし過ぎると、人によっては肌荒れを起こすこともあるそうです。
手作り化粧品に入れる場合は、最初は少なめから試すといいと思います。
実際に化粧水に入れてみたら変化が・・・
DMAE原末と、合わせてMSM原末というのも一緒に化粧水に入れてみました。MSMとDMAEを合わせて使うと良いとレビューにたくさん書かれてましたので。
あと「別々に使うとあんまり効果を感じなかった」という声も多くみられました。
DMAEとMSMの化粧水の作り方の詳細は、こちらの記事にまとめています。なのでこの記事ではレシピだけ紹介しておきますね。
今回試したレシピは以下の通りです。
・DMAE原末 0.2g(1/2spoomおよそ1杯)
・MSM原末 1g(1spoomちょっと多めに1杯)
・トレハロース 1g(1spoomちょっと多めに1杯。グリセリン同量でもOK)
DMAEがだいたい0.4%の配合です。
これがね、使ってみてビックリなんですよ。
使って翌朝になったらすぐに変化があったんです。頬がいつもより引き上がってるんです!
30代なのでほうれい線ってまだ目立たないんですが、20歳の時よりは重力に負けてる感があります。ちょこっとだけ下がってるというか。
それがピンと張ってて、上にひき上がってて、なんだか若返ったように見えてビックリしました!
口コミを集めてみた
DMAE原末を手作り化粧品に使った方々の口コミの内容を、箇条書きでまとめてみました。
・水とDMAEとMSMですごくハリが出た
・目もとにハリが出た
・適当に入れたら量が多すぎて肌荒れした
・DMAEを入れた化粧水の後はファンデの水分も吸収されるように感じたので、保湿をしっかりした方が良い
マンデイムーンでは「精製水50mlに本品を0.25-0.4g加えるとローションができます」と書いてありました。0.8%くらいまでの配合にしておくと良いようです。
私は0.4%の配合でも違いを感じたので、まずは0.4%程度の少なめの配合から試してみるといいと思います。