石鹸だけで落とすことができる、ヴァントルテというメーカーの『ミネラルコンシーラー』について、全成分を全てどんなものなのか解説していきます。
なお、ヴァントルテというのはエトヴォスやオンリーミネラルなどと並ぶ、ミネラルメイクの大手の会社です。
ミネラルファンデーションには珍しく、ブラシじゃなくてパフで塗るタイプの販売をしています。ブラシで粉のファンデを塗るのは難しいなという方にオススメです。
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ミネラルシルクコンシーラー全成分と無添加について
なお、無添加にこだわって作られており、以下の成分は入っていません。
・界面活性剤
・シリコン
・鉱物油
・合成香料
・防腐剤
・紫外線吸収剤
紫外線吸収剤は使っていませんが、紫外線散乱剤という紫外線を跳ね返す天然の成分を使っているので、SPF25 PA++となっています。
それでは、全成分についてそれぞれ説明していきますね。
植物油などの保湿成分がたっぷり
以上の成分のうち、スクワラン以外は植物から抽出したオイルになります。例えばホホバ種子油=ホホバオイルのことですね。
スクワランは、哺乳類や植物に含まれる「スクワレン」から取り出した成分のことです。
無色透明の液体で、私はリップクリームや顔に塗るクリーム、ボディクリームなどに使っています。
人間の体内でもスクワレンは作り出されてまして、その一部が肌の表面に分泌され、皮脂膜を作って肌を守ってくれています。
ロウやガム、セラミドやシルクなどについて
「ミツロウ」「キャンデリラロウ」「コメヌカロウ」は、どれも個体の油脂です。液体のオイルを固めるのに使います。
ミツロウは、ハチの巣にあるハチミツのフタのところですね。
よく手作りのリップクリームやバームにも使います。私も使ってますが、オイルを固めるだけでなく保湿力もプラスされるので、冬は特に気にいって使っています。
キャンデリラロウはキャンデリラワックスとも呼ばれていますが、これはミツロウより融点が高いんです。つまりは”溶けにくい”ってことですね。
リップクリームなどに固さを出したい時や、真夏でも溶けないようにする時に使います。
コメヌカロウは米から採れる固形の油です。
ナットウガムは大豆から採れる成分で、増粘剤として使われます。あとは保湿目的ですね。滑らかさが出ます。
セラミド3も保湿成分です。セラミドの中でも特に、乾燥から肌を守る・肌のバリア機能の改善などの作用があります。乳化を安定させるという作用もあります。
シルクは絹のことですね。
シルクパウダーは毛穴やシワを自然にカバーしてくれます。ミネラルファンデにも入ってたりしますね。下地としてシルクパウダーを塗る方もいます。高いので私は使ってないですが…毛穴カバーにいいですよ。
色付け成分と紫外線対策用の素材
酸化鉄、マイカは、色を付けるための成分です。
酸化鉄はマットな色で、マイカはキラキラ感がありますね。手作りのファンデーション作りでも必ずといっていいほど使います。少なくとも酸化鉄は必須ですね。
私は酸化鉄のブラウンを使ってアイブロウパウダーを作りました。
酸化チタンは、紫外線の特にUV-B波をカットしてくれます。
そのまま使っちゃうと酸化してしまい肌に悪いので、直接肌に触れないように「水酸化AI」でコーティングしています。
シリカは、ケイ素のことです。
水晶と同じ化学物質で、岩石から採れるものです。化粧品を不透明にするとか、感触をよくするなどの目的で使われます。
ファンデーションだけでなく、洗顔料や乳液、歯磨きにも使われている成分です。
まとめ
コンシーラーは、ファンデーションとオイルを混ぜて、それをロウで固めて作ります。
ヴァントルテのミネラルコンシーラーは、色んな植物のオイル、それからセラミドなどの保湿成分、あとはミネラルファンデーションの素材と、シンプルなもので作られているようですね。
界面活性剤、シリコン、鉱物油、合成香料、防腐剤、紫外線吸収剤は使われていないですし、酸化チタンもコーティングされています。
石鹸だけで簡単に落とせるので、肌の弱い私でも問題なく使えています。
実際に顔に塗ったところや、泡だけで本当に落ちるのかどうかを実験したりもしてます。⇒こちらの記事にまとめてますので、よかったら読んでみて下さいね。