去年の夏に初めて「めんちょう」になりました。
写真はそのときの写真です。
実物は写真で見るよりもっと赤くて酷くて、いまだに凹んだ跡が残っています。
めんちょうは鼻にできる大きなおできのことで、大昔には命に関わることもあったそうですが、現在では抗生物質を飲めば問題なく治ります。
ただですね、私、ここ11か月ほどでもう3回はめんちょうが再発したんです!
毛穴に黄色ブドウ球菌が入り込んで化膿し”めんちょう”になるということなのですが、どうやったら根絶できるかな?と色々試しているところです。
めんちょうはなぜ繰り返すのか
めんちょうになりやすい人となりにくい人がいるようで、私のように一度めんちょうにかかった人は、何度も繰り返す方が多いようです。
皮膚科医になぜこんなに再発するのか聞いたところ「分かりません」とはっきり言われてしまったので、自分なりに考えてみたいと思います。
私はもともと超乾燥肌で、アトピー症状もちょくちょくでます。
花粉や黄砂やPM2.5などで強いアレルギー症状が起こり、結膜炎や鼻炎になって耳鼻科や眼科にかかることも年に何度かあります。
今まで何回もめんちょうが再発して気付いたのですが、
アレルギー症状が出て、目の周囲が赤くなってステロイド軟こうを塗らないといけない状態になった時に、再発しているように思います。
今回も、光化学スモッグ注意報がでてから1週間後くらいに再発しました。
アトピー症状が酷いときの肌には黄色ブドウ球菌が多いといいますし、
- アレルギー物質で肌荒れする
- アトピー症状が酷くなる
- 肌に黄色ブドウ球菌が増える
- 毛穴に入り込んでめんちょうになる
・・・という感じで、再発してるのではないかなと仮定してみました。
胃腸の調子も関係あるのかな?
また、再発する時はいつも胃腸の調子がかなり悪いなということも気づきました。
もともと胃腸が弱いのですが、食べ過ぎる日が続くなどして胃腸が荒れているときによくめんちょうが再発しています。
あと、これは反省点なのですが、ついついお菓子を食べすぎたりもしていたので・・・
砂糖や油分も取りすぎだったでしょうし、体にはあまり良くなかったかなと思います。
さすがに再発3度目か4度目くらいなので、今回からはスパッと「朝食は菓子パン」をやめました!
朝に菓子パン、昼食後にお菓子、夕食後にお菓子ということもよくあったので、反省して今は1日お菓子1つまでとしています。
お肌のためにも胃腸のためにも、栄養を考えて食事しないといけないなと思い直したところです。
手作りクレンジングの使用をやめました
毛穴詰まりもひどかったので、石鹸だけ洗顔じゃダメなのかな?と思い、
ポリソルベート80とホホバオイルで手作りのクレンジングオイルを作ったんですが、数回の使用でやめることにしました・・・。
毛穴汚れは石鹸よりよく落とせるんですが、今は顔のあちこちが炎症を起こしていることもあって、刺激が強くて・・・
乾燥もするし、毛穴汚れは何とかしたいけど、使用中止にしました。
ちなみに炎症というのは、アレルギーによる炎症です。
これは毎年のことなんですけど、目の周りが赤くなってます。毎年この時期はこうなります。
我慢できる時間帯も多いのですが、たまにめちゃくちゃ痒いです。
アレルギーを抑える薬を飲んでいる間は治まっていましたが、薬を飲み終わったらまた炎症がぶり返しました。
また薬をもらいに行くかどうかは悩み中です・・・薬漬けも怖いですし。
またアレルギー性の蕁麻疹が出た時は、さすがに行こうかな。
鼻の皮膚状態をよくする
毛穴の汚れ・詰まりがもともとあって、それもめんちょうの引き金なのかな?と気にしていまして・・・
それで手作りのクレンジングを作ったわけなのですが、それもけっきょく使えなかったので考え直しました。
汚れを取ろう・取ろうとしてたけど、そもそも乾燥してるせいで毛穴が人より詰まりやすいのでは?と思ったんです。
鼻だけ皮脂が多く出てたのも、乾燥してたからだと思います。
そこで、しっかり保湿することに重点を置くことにしました。
正直、保湿に気を使いすぎたらニキビが出来るんじゃないかと怖いんですが・・・
でも根本から治したいので、洗いすぎず・しっかり保湿を心がけています。
今のところはニキビだらけになるとか、そういったこともなく過ごしています。
以前のように皮脂まみれにもならなくなりました。
もし鼻の皮膚の状態が良いままで保てれば、黄色ブドウ球菌も毛穴の奥まで入り込めないのではないかな?と考えています。
鼻を触らない、角栓を押し出さない
あとは、角栓を押し出さないよう注意しています。
肌に悪いとはいえ、毛穴にポツポツ角栓が詰まっていると、ついついギュッと押し出してしまっていました。
それで毛穴の中や皮膚に傷ができて、そこに黄色ブドウ球菌が入り込んでいたかもしれないので、我慢するようにしています。
角栓が鼻にいくつもあるのですごく気になるんですが、石鹸の泡で優しく洗うのと、しっかり保湿するのとで、角栓を自然に出して行けたらなと思います。
あとは黄色ブドウ球菌といえば手にもよくいるので、鼻を触らないように気を付けています。
アレルギー性鼻炎でついついさわりがちだったので、鼻スプレーで鼻のかゆみを抑えつつ、意識して鼻に触らないようにしています。
今使っている手作り化粧品のレシピ
今使っている手作り化粧水とクリームですが、一応この記事にも一緒にまとめておきます。
肌荒れ中でも使えている、シンプルなレシピです。
*現在使用中の手作り化粧水*
- 精製水 95ml
- ハトムギエキス 3ml
- ハンガリアンエキス 2ml
- アラントイン原末 0.3g
- ヒアルロン酸原末 適量
ヒアルロン酸は、ちょうどいいとろみがつくまで入れています。
とろみをつけたほうが、肌に刺激がないので使いやすいです。
炎症のせいか顔が全体的に赤っぽいので、ハトムギエキスを使ってます。通販で買ったもので、PG抽出のものです。
ハンガリアンエキスはハンガリアンウォーターを作る用に作ったものですが、エキスの市販もされてます。
私が今使っているのは、無水エタノールを使って抽出したものです。
これらのエキスの代わりに、植物性グリセリンを5mlでもOKです。
アラントインはコンフリーという植物の根と葉から採れる成分で、肌荒れにいいのでずっと使っています。
今回は最低限の使用量に近い分量です。もうちょっと増やしてもいけそうなので、また今度増やす予定です。
(アラントイン原末は出来上がり量の2%まで配合できます)
クリームですが、レシチンで乳化させたものを使っています。
レシチンは大豆などから得られる成分で、ほかの乳化剤より肌に優しいです。
肌のために精油を入れてありますが、刺激に過敏な時期なので少な目にしてます。
*現在使用中の手作りクリーム*
- 精製ホホバオイル 8g
- レシチン 2.5g
- 精製水 14ml
- 植物性グリセリン 5滴
- 精油(真正ラベンダー) 1滴
抗菌作用を期待してティートゥリーの精油も買ったんですが、最初はまずラベンダー精油からの使用です。
ホホバオイルは色んな肌タイプに使えるオイルですし、加熱しても成分が変わらないし、酸化しづらいので使いやすくていいです。
肌が敏感な時期でも使えるので、重宝しています。
できるだけ刺激を抑えたいので、精製したもの(透明)を使っています。
こんな感じで、できるだけシンプルなケアをしているところです。
アレルギーさえ抑えられたら、肌の調子も上がってくるのかなと思うのですが・・・ずっと薬を飲み続けるわけにもいかないですし、難しいところです。
アレルギー体質を治す方法があったらいいのですが・・・。