お肌のためにクレンジング剤を使いたくなくて、いつも石鹸で落とせるミネラルファンデーションを使っております。
しかし!ミネラルファンデーションって、市販のクレンジングを使わなきゃ落とせないようなファンデーションに比べると、シミやソバカスを隠す力が弱いんですよね。
そりゃ、肌にいいから仕方がないんですが…それでももう少しだけカバー力があったらな。そうだ、コンシーラーを使おう。
わざわざ買うのもなぁ~ということで、今回はミネラルコンシーラーを手作りしてみました。
手作りコンシーラー作りの材料を紹介
使った材料は以下の通りです。
・キャンデリラワックス
・マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルと書いてますが、キャリアオイルなら何でも大丈夫です。ホホバオイルとかオリーブオイル(美容用のやつ)とか、今手元にあるオイルを使って下さい。
ミネラルファンデーションですが、私は今回ヴァントルテのシルクパウダーファンデーションを使いました。SPF25ほどだったと思います。
キャンデリラワックスというのは、タカトウダイ草という草から摂れる天然のロウです。
蜜蝋(みつろう)よりも融点が高いので、真夏でも溶けづらいコンシーラーが作れます。コンシーラーだったら硬めの仕上がりの方がいいかなと思ったので、今回はキャンデリラワックスを使いました。
ちなみに「キャンデリラロウ」と表記される場合もありますが、どちらも一緒です。
私が今回使ったキャンデリラワックスは、カフェ・ド・サボンというお店で購入した「精製キャンデリラワックス」となります。メーカーによって形状が違います。
オイルとキャンデリラワックス、ファンデーションを混ぜる
オイルとキャンデリラワックスをビーカーへ入れます。30mlのサイズの耐熱ビーカーを使ってます。湯煎するので耐熱のものがいいですよ。
今回はオイルが1/2スプーン2杯に対して、キャンデリラワックスを6粒入れました。メーカーによって1粒の大きさが違うかもだし、なかなかきっちりと量を計るのが難しいですね。
コンシーラーはあんまり大量に使うものではないのと、手作りだと保存期限が短いので、今回は超少量で作ってます。
湯煎でワックスが完全に溶けたら、ミネラルファンデーションを入れてよく混ぜます。
今回は1/2スプーン2杯入れました。
湯煎しつつ混ぜないと、キャンデリラワックスが固まります。少量なので冷えやすいんですよ。
ビーカーのお湯が当たっていない部分に触れたらすぐ固まっちゃいますので、湯煎の状態のままよく混ぜます。ダマにはならなかったですね。溶けやすかったです。
容器へ流して固めたら完成
↑よく混ざったらこうなりました。粉で見るより白っぽく感じるなぁ。
このまま容器へ流して固めれば完成です!
今回はさっきから何度も言ってますが、ごくごく少量で作ったもので、すぐに固まるのですよ。薬さじですくって容器へ落としてなんとか完成です。
↑こんな感じで見た目はイマイチですが、でもちょうどいい量のコンシーラーが出来ました(*´▽`*)
手作りコンシーラーの使い心地とカバー力
↑手の平にちょっとコンシーラーを乗せてみた写真です。
オイルとワックスで固めてるので、厚く乗せると油分多めな感じです。指でシミやソバカスが気になる部分へ乗せて、ポンポン叩き込む感じにして使ってみると、その後パウダーを乗せたらちょっとヨレました。
薄目に伸ばした方が使い勝手がよかったです。
ソバカスの多いゾーンへ指で伸ばしてから、軽くティッシュオフします。その後に、いつも通りにパウダーのミネラルファンデーションを乗せます。
これならヨレないし、しっかりカバーしてくれる仕上がりになりました(*´▽`*)
市販のミネラルのコンシーラーもあります
エトヴォスやヴァントルテなど、ミネラルファンデーションで有名なメーカーさんからも、コンシーラーが販売されてます。
自分で作らなくても、こういうのを買ってみて試してもいいですよね。
エトヴォスは明るめと普通の2色展開です。あと3色入りのコンシーラーパレットていうのもあります。
ミネラルファンデーションだけだと薄付きで、なかなかシミやソバカスは隠れないですから、コンシーラーは必需品かなと思います。私は30代前半なんですが、強い日焼け止めを塗れなかったこともあって、けっこうシミが多いんですよね(;´∀`)
今は石鹸で落とせるのにSPF50とかのミネラルファンデが普通に買える時代になったので、お陰でシミも少し減ってきました。
手作りのコンシーラーは防腐剤が入っていないので、冷蔵庫保存だし短期間で使い切ってます。
でもちょっと、早く使いきるっていうのは大変だなぁ。あんまりたくさん使うものではないし。よく余り過ぎて捨ててます…もったいない。
今度は市販のミネラルコンシーラーを買おうかなぁと思案中です。常温保存できるし、長持ちなので。