ヘンプシードバターの成分や効果、簡単かゆみケアクリームの作り方

まぶた、首、額の一部に痒みと赤みが出ちゃいました。

まぶたというか目の周りが特にかゆくって、こんな感じでした↓

まぶたの炎症

さすがに手作り化粧品ではどうにもならなかったので、ステロイドの「ネオメドロールEE軟膏」というのを塗って、とりあえず腫れと酷い痒さは引きました。

とはいえ、薄い赤みと乾燥して皮が剥けるのは年中変わりません。

そこで、アトピーさんがよく使うと聞いたヘンプシードバターを購入してみました。

ヘンプシードバターの成分や特徴について

ヘンプシードバター

↑こちらがヘンプシードバターです。

黄色っぽい色をしていて、かすかに香りがありますが、何の香りか分からない程度で、顔に塗っても気になりません。

他の植物性バターに比べると、とにかく柔らかいのが特徴です。冷蔵庫から出したばかりでも、柔らかいです。そのままクリームとして使えるくらい。

ヘンプシードバターに含まれる独特の成分といえば『γ-リノレン酸』です。

(γはガンマと読みます)

アトピーの方が注目しているのがこのγ-リノレン酸という成分らしいんですよ。

健康な皮膚の維持だったり、皮膚の障害を緩和するのに必要とされるのが、オメガ6と呼ばれる必須脂肪酸なんですね。

で、オメガ6と呼ばれる必須脂肪酸には「リノール酸」と「γ-リノレン酸」があるんです。

ヘンプシードバターは、リノール酸を多く含み、なおかつγ-リノレン酸も含んでいるとのことなんです。

ちなみに、「ヘンプシードオイル」もあります。こちらは液状です。

そしてγ-リノレン酸を含むオイルとして、「ボリジオイル」「月見草オイル」もあります。一番γ-リノレン酸を多く含むのはボリジオイルらしいので、こちらを使ってみてもいいですね。

私は今回、オイルよりバターの方が保湿効果が見込めるかなと思ってバターを買いました。

これから夏ですし、紫外線対策にレッドラズベリーシードオイルを使用中なので、他のオイルはあまり使わない時期だという理由もあります。

ボリジオイルや月見草オイルは保存期間が短めなので、ホホバオイルなどの酸化しづらいオイルを混ぜて使うといいですよ。

なお、ボリジオイルはてんかんの方は使用できないとのことです。

そのままでもオイルを混ぜても簡単クリームになる

ヘンプシードバターを手に塗った

↑ヘンプシードバターをそのまま肌の上に出した写真です。

かなり柔らかめです。このままスキンケアの仕上げのクリームとして使っても問題なく使えますよ。

もっと使いやすくしたい場合は、オイルを少し混ぜるとさらに柔らかくなって、乳化剤不使用なのに滑らかで塗りやすいクリームができます。

↑紫外線対策に使っているレッドラズベリーシードオイルを混ぜてみました。

↑柔らかくて塗りやすいクリームの完成です。

これを朝の化粧水後に使ってるんですが、オイルを混ぜたこともあり、いい感じにさっぱり感も出て、ベトつきすぎず朝の保湿ケアにちょうどいいです。

↑夜は、ビタミンC誘導体の油溶性の粉末(エスターC)をヘンプシードバターに混ぜ込んだものを使っています。

ビタミンCは美白目的とニキビ予防目的で入れています。

なぜかビタミンC誘導体を混ぜると、使用感がサッパリするんですよね。なので、夏でも使いやすいクリームになりました。

その他の使い方と保存方法

ヘンプシードバター

クリームとして使う他にも、髪に塗ったりリップクリーム代わりに使ったりできます。

もちろん全身に使えますよ。

冷蔵庫で保管してください。半年ほどで使い切りましょう。

小分けにして使うと長持ちしますよ。私は毎回5~8gほどを小さな容器に取り分けて使っています。

私が今回ヘンプシードバターを買ったお店が「カフェ・ド・サボン」というところなんですが、レビューがたくさんついていて、実際にどう使っているかなども書かれていて参考になりました。

商品ページ中ほどの『商品レビューを見る』をクリックすると皆さんのレビューが読めますので、参考にしてみて下さいね。

レビューはこちらから⇒ヘンプシードバター 50g【手作り石鹸/手作り化粧品/手作りコスメ】

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