LUSHなどでも有名なバスボムは、実は簡単に手作りすることができます。
ですが、レシピによってはうまく作れず、作成途中で泡が発生してしまって失敗することもあります。
そこで、失敗しない作り方でバスボムを作ってみました!
この記事では、「最低限必要な材料・失敗しない方法・作り方と手順・どんな効果があるのか・注意点・アレンジ方法など」についてまとめていきます。
基本の作り方さえ分かれば、色を付けたり香りをつけたりと色んな種類のバスボムを作ることができますよ。
バスボム作りに必要な材料(水・片栗粉なしver.)
水と片栗粉を使わない方法で作ります。
最低限、必要なのは以下の4つの材料です。
・クエン酸
・パウダー状のバスソルト
・植物オイル
これだけあれば基本のバスボムが簡単に作れます。
植物オイルですが、ベタベタしないように出来るだけサッパリしていたり浸透しやすいオイルがいいです。例えば『スイートアーモンドオイル』『グレープシードオイル』『マカダミアナッツオイル』などがオススメです。
美容効果を高めるためには、オプションで精油(エッセンシャルオイル)を入れるのがいいですね。
香りも楽しめますし、精油自体の効果効能もあります。
見た目を可愛くしたい場合は、ドライハーブを入れると可愛らしくなりますよ。ただ掃除が大変なので、使う時はネットに入れて使うといいです。
失敗しないための重要ポイントは1つだけ
バスボム作りでよく失敗するのは、水をちょっとずつ加えていくところです。
水が加わることで発泡してしまい、お風呂に入れる前にシュワシュワと炭酸が発生してしまいます。
そこで、水の代わりに植物オイルを使えば失敗しません!
「重曹+クエン酸+水」を混ぜると炭酸ガスが発生しますが、「重曹+クエン酸+オイル」なら全く発泡しませんので、材料をボウルに入れてかき混ぜるだけで大成功です(*´▽`*)
オイル効果で、お肌もしっとり保湿できますよ。
作り方と手順
今回はこのバスボムの手作りキットを使います。もちろん材料を個別に買ってきてもOKです。
スイートアーモンドオイルなら無印良品に売ってましたよ。
今回のレシピは以下の通りです↓
・クエン酸 125g
・バスソルト(パウダー)125g
・スイートアーモンドオイル 28ml
・精油(スイートオレンジ) 23滴
・ドライハーブ お好みの量
まず、ボウルに「重曹・クエン酸・バスソルト」を入れます。
次に、「オイル・精油」も入れます。一気に入れて大丈夫です。
(※数種類の香りのバスボムを作る場合は、小分けにしてから精油を入れてください)
手で揉むようにして混ぜます。
粉っぽいですが、ギュッと力を入れて握れば固まるくらいになったらOKです。
小分けにしてからハーブやミルクパウダーを入れると、一度に何種類も作ることができます。
サランラップに出してギューッッと握れば完成です!
クッキーやマフィン型に入れてギュッと押し付けても、可愛い形のバスボムが作れます。ガチャガチャの丸い入れ物を使ってもいいですね。
半日ほど日陰で乾かして、乾燥剤を入れたタッパーなどの保存容器で保管します。私は長持ちさせたいので冷蔵庫で保管しています。
容器を使うのが面倒な時は、サランラップで包んで冷蔵庫に入れてます。
水を使ってないので、冷蔵庫保管で3週間以内で使うようにしています。水を使った場合は、2週間以内に使いきるのがいいようです。
固まらない時はオイルを足そう
水を足すと発泡するので、うまく固まらない時はオイルを足すといいですよ。
あんまり多く入れるとベトベトするので、粉っぽいんだけど力を入れて握ればギリギリ固まる…という具合になるよう加減してみて下さい。
1回か2回作れば、ちょうどいいオイル加減が分かると思います。
このレシピで作ったバスボムは、お風呂上がりにボディクリームを塗らなくてよくなるくらい、全身がしっとりすべすべになりますよ(*´▽`*)
バスボムの効果や効能
バスボムを使うと、以下のような効果が期待できます。
・発汗作用
・筋肉のコリを和らげる
・古い角質や毛穴汚れを優しく落とす
・疲労回復
・冷えの改善
バスボムの炭酸泡は二酸化炭素です。
二酸化炭素が毛穴から体内に入ると、血管内の二酸化炭素濃度が上がり、酸欠状態になります。そこで、体は急いで酸素をたくさん送り込みます。
酸素を送り込む=血をたくさん送り込むということなので、血流が良くなるということなんです。
血の巡りが良くなることで、コリもほぐれますし、体の内側から温まります。
炭酸ガスの泡はタンパク質と引っつく性質があるので、皮脂汚れもキレイに落とせますよ。
発泡時の動画を撮ってみました
どれくらいの発泡力があるのか、動画を撮影してみました。
すごい勢いで泡が出てきているのが分かるかと思います。泡が出終わるのは早いですが、手を入れてみると、その後もシュワシュワとしています。
今回紹介したレシピではバスソルトや精油も使ってますので、泡が出終わっても塩や精油による効果があります。
オイルを使ってますので、浴槽内で滑ったりしないよう気を付けてください。
アレンジ方法いろいろ
ドライハーブや精油を入れるタイミングで、以下のものを入れてアレンジすることもできます。
・メントールを入れる(ひんやりします)
・オイルの種類を変える
・バスソルトの種類を変える
・クレイパウダーを入れる
・ハーブパウダーを入れる
なお、色を付ける場合ですが、出来れば色つきの塩やクレイを買って使うのが安全で簡単です。
手作り石鹸などに色を付ける色材は、入れない方が無難です。例えばウルトラマリンは酸と反応すると硫化水素を発生させますので、大変危険です。
カフェドサボンでは、バスボム用のリキッドカラーラントが売ってますので、そういったバスボムに混ぜても安全なものを買うようにしてください。
⇒バスボム用リキッドカラーラント(カフェドサボン)
注意点まとめ
・食用のクエン酸と重曹を使うこと
・追い炊き機能付きのお風呂には使わないこと
・洗濯用に使わないこと
・目に入らないよう注意すること
・精油は入れすぎないこと
・滑って転ばないよう注意
滑って転ぶほどでもないんですが、一応オイルを入れてますので、滑らないよう注意です。あと洗濯用には使わないで下さいね。
また、掃除用の重曹やクエン酸だと品質が心配なので、食品用のものを使って下さい。よく分からない場合は、材料が揃ったバスボムキットを買ってみると間違いがなくていいですよ。